那須野ヶ原の平和を守る勇気の戦士 【ナスライガー】

那須野ヶ原の平和を守る勇気の戦士 【ナスライガー】

ナスライガーは、仮想空間ナスシティからやってきたヒーローだ!

ナスシティでは、「自分はヒーローになりたい」と望めば、現実空間でヒーローになることが出来る。しかし、敵を倒す力は簡単には手に入らない。

『 千里の道も一歩から、一歩踏み出す勇気があれば、どんな敵にも必ず勝てる
俺は、那須野ヶ原の平和を守る勇気の戦士 ナスライガー!』

和の伝道師 【タタミマン】

和の伝道師 【タタミマン】

タタミマンは、畳屋さんである。日本の伝統文化である畳を守るため、父親の家業を継ぎ「畳屋さん」を営んでいる。

もっと畳の良さを伝えたい、もっと地域の為に何かをしたい、その思いから子どもたちに畳の良さ、畳の文化を伝えるために、タタミマンとなった!
そして、那須野ヶ原に襲いかかる闇の軍団の魔の手から子どもたちを守るため、ナスライガーと共に那須野ヶ原の平和を守る活動をしている。

頭に付いている「T字の角」が、カブトムシの角に似ているため、その見た目で、「闇の軍団」からは「緑色のカブトムシ」と呼ばれ、時々悔しい思いをしている。そんなタタミマンだが、「畳返し!」 という必殺技で、闇の軍団を吹き飛ばしてしまう力も持っている。

『日本の伝統を守るため、那須塩原の笑いと平和を守るため。
頭に輝く「T」の字と、緑に輝くスーツが眩しい、和の伝道師 タタミマン!』

那須の守り神 【玉藻御前】

那須の守り神 【玉藻御前】

玉藻御前とは平安時代後期に鳥羽上皇のちょう愛を受けたとされる、伝説上の美女だと言われている。しかし、その正体は三千年以上前に中国で生まれた妖怪「九尾の狐」の化身だった。その正体を見破られた狐は大田原の地まで逃れてくるが、蝉に身をかえ桜の木の陰に隠れていたところを、池(鏡が池)に映った真の姿を見つけられ、討たれてしまった。九尾の狐が討たれた地には、玉藻稲荷神社があり、そこに祀られてている。

それから数百年の時が流れ、玉藻御前は那須の守り神となり、九尾の狐の悪が形となった「殺生石」を、邪悪なものの手から守り続けている。

そして那須野ヶ原を守るために現れたヒーロー達を、時には厳しく鍛え、時には優しく見守り続けている。

『この那須の地に、生きて守りて数百年、
良き人、悪しき人、その一生の、なんとはかなき浮世かな
わらわの名は、九尾の狐玉藻御前。那須の守り神ぞ!』

【キーグ博士】ナスライガーを那須野ヶ原に誕生させた男

【キーグ博士】ナスライガーを那須野ヶ原に誕生させた男

黒いサングラスを掛け、黒いシャツ黒いコートをまとうという黒ずくめの風体が、正義の味方とは思えない雰囲気を醸し出している。

キーグ博士は、普通の人間をヒーローにしてしまうという特殊能力を持っている。ナスライガーとタタミマンも、博士の元でヒーローとなったのだ。しかし、ふたりともどんな方法でヒーローとなったのかを、語ろうとはしない。

何故ヒーローを作り出すことができるのか、博士の真の目的は何なのか、その秘密を知っている人は誰もいない。

人間の悪の心が作り出した怪人 【鬼怒(きど)】

人間の悪の心が作り出した怪人 【鬼怒(きど)】

みずから「怪人」と名乗る男。「減夢」を従え、子どもたちが集まる所に出没する。人間を闇の世界に引き込むことが目的だが、人間による自然破壊や、人間同士の争いごとに激しい嫌悪感を持っている。その風貌から、残忍な性格と思われがちだが、勇気を出して自分に近づいてくる子どもには優しい。

『俺様は、人間の悪の心が作り出した怪人、鬼怒!鬼が怒ると書いて、鬼怒だ!この会場の人間どもを、闇の世界に引き込んでやる!』

子どもたちの夢を削る怪人 【減夢(げんむ)】

子どもたちの夢を削る怪人 【減夢(げんむ)】

減夢は那須に住み、子どもたちの夢の話が大好きな青年だった。

しかし、子どもたちの夢が好きなあまり、夢そのものを自分のものにしたくなってしまった。それは、子どもから夢を奪うことであり、許されない事だと分かっているのだが、その欲望に負け、鬼怒に「減夢」という名の怪人されてしまったのだ。

それ以来、子どもたちの集まる場所に現れては「子どもたちの夢」を削りとっている。

『俺の名は減夢(ゲンム)子供たちの夢を削るために、怪人となったのだ!
俺と同じように、お前たちを「夢のない怪人」にしてやる。覚悟しろ!』

九尾の狐の化身【黒妖姫 (こくようき)】

九尾の狐の化身【黒妖姫 (こくようき)】

おなじ九尾の狐の化身でありながら、玉藻御前とは対局の存在

悪の部分をすべて引き継ぎ、その性格は勝手気まま、冷酷無比
鬼怒や減夢とも決して慣れ合うこと無く、我が道を行く

『我が名は「黒面のひめ、黒妖姫(こくようき)」九尾の狐の化身だ!
この世を黒く闇に染めてやろうぞ!』