人間の悪の心が作り出した怪人 【鬼怒(きど)】

人間の悪の心が作り出した怪人 【鬼怒(きど)】

みずから「怪人」と名乗る男。「減夢」を従え、子どもたちが集まる所に出没する。人間を闇の世界に引き込むことが目的だが、人間による自然破壊や、人間同士の争いごとに激しい嫌悪感を持っている。その風貌から、残忍な性格と思われがちだが、勇気を出して自分に近づいてくる子どもには優しい。

『俺様は、人間の悪の心が作り出した怪人、鬼怒!鬼が怒ると書いて、鬼怒だ!この会場の人間どもを、闇の世界に引き込んでやる!』

子どもたちの夢を削る怪人 【減夢(げんむ)】

子どもたちの夢を削る怪人 【減夢(げんむ)】

減夢は那須に住み、子どもたちの夢の話が大好きな青年だった。

しかし、子どもたちの夢が好きなあまり、夢そのものを自分のものにしたくなってしまった。それは、子どもから夢を奪うことであり、許されない事だと分かっているのだが、その欲望に負け、鬼怒に「減夢」という名の怪人されてしまったのだ。

それ以来、子どもたちの集まる場所に現れては「子どもたちの夢」を削りとっている。

『俺の名は減夢(ゲンム)子供たちの夢を削るために、怪人となったのだ!
俺と同じように、お前たちを「夢のない怪人」にしてやる。覚悟しろ!』

九尾の狐の化身【黒妖姫 (こくようき)】

九尾の狐の化身【黒妖姫 (こくようき)】

おなじ九尾の狐の化身でありながら、玉藻御前とは対局の存在

悪の部分をすべて引き継ぎ、その性格は勝手気まま、冷酷無比
鬼怒や減夢とも決して慣れ合うこと無く、我が道を行く

『我が名は「黒面のひめ、黒妖姫(こくようき)」九尾の狐の化身だ!
この世を黒く闇に染めてやろうぞ!』